TODA BUILDING(東京都中央区京橋1-7-1)
このたび、文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業成果発表イベント「ENCOUNTERS」の連携プログラムとして、戸田建設株式会社と当財団が主催する「Generative Art Project」を開催いたします。本連携プログラムでは都市を行き交う人々の動きや、そこから得られるインタラクションを取り入れながら、ジェネラティブアートの新しいコミュニケーションのかたちを探求する試みを行います。
TODA BUILDING4階のTODA HALL & CONFERENCE TOKYOの中央通り沿いホワイエにある長大なプロジェクションウォール(縦:約2.8m、幅:約45m)を最大限に活かし、プログラマー・アーティストである永松 歩氏による作品上映を行います。なお本企画のキュレーションを当財団代表理事の高尾が担当しています。
アーティスト
永松 歩(プログラマー/アーティスト/VJ)
Generative ArtやVisual Musicの概念を参照しながら、計算幾何による造形手法と音・映像・インタラクションを組み合わせたマルチモーダルな作品を制作。日々変化するデジタル環境において、リアルタイムかつ自由な表現を探求している。
キュレーターステートメント
現代の都市空間は、至る所に配されたカメラやセンサーによって刻々と記録され、私たちは常にデータの視線の先にある。本企画では、そのライブカメラ映像を素材にジェネラティブアートを展開し、単なる監視の枠を超えた都市のリズムを浮かび上がらせる。本来不可視な情報の重層性を抽出することで、私たちと都市との関係性を多面的に見直す契機を探る。この試みはプライバシーや制御の問題を断定的に論じるのではなく、「記録される都市」を静かに提示することを意図する。可視化のプロセスを通じて、都市生活における日常が再発見され、高度に発達した情報社会と同時代性を帯びた創造性が相互に共鳴する構図を示唆する。
開催概要
- 開催日時:2025年2月15日(土)~2月24日(月・祝)
- 会場:TODA HALL & CONFERENCE TOKYO ホールA ホワイエ(東京都中央区京橋1-7-1)※文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業成果発表イベント内
- 上映時間:11:00~19:30
- 日没後は屋外からも鑑賞頂けます。
- 会場内にお入り頂けるのは下記の時間のみとなります。
- 11:00~18:00(最終入場 17:30)
- 2月15日(土)、22日(土)、23日(日)のみ 11:00~19:00(最終入場 18:30)
- 入場料:無料
- 主催:戸田建設株式会社、一般財団法人ジェネラティブアート振興財団
- 協力:株式会社マグネットスタジオ、株式会社JTOWER、株式会社システムエンジニアリング
- 運営:NEORT株式会社
- テクニカルディレクション:ベースドラム株式会社(池田航成、森岡東洋志)
- 企画アドバイザー:豊田啓介