新宿住友ビル三角広場
2/25から東京都の新宿住友ビル三角広場で開催されるクリエイションの祭典「NEW ENREGY」の特設企画「Front Row NFT by SCCK」内で,ジェネラティブアート振興財団がキュレーションした展示を行います.今回デジタルアートのフィールドでNFTを通じて国内外で大いに注目を集めるアーティストである,江原彩子さん,田中薫さん,深地宏昌さん,山崎連基さんの4人の作品を紹介します.
ジェネラティブアート振興財団では,今後も外部の展示イベントと連携して,より多くのアーティストを紹介するような展示企画を実施していく他,公募型展覧会の開催を予定しています.
出展アーティスト
江原彩子|Saeko Ehara
江原彩子は東京を拠点に活動する、アーティスト・VJです。彼女は、主にキラキラした作品を制作しています。それらのインスピレーションは、幼少期の記憶と当時のワクワクした感情から来ています。作品制作を通して、世界中をキラキラしたものやワクワクする感情で溢れさせることが彼女の活動の目的です。
田中薫|Kaoru Tanaka
TouchDeginerを用いたアート制作をするジェネラティブアーティスト。インスタレーションやウォールアートなどを手掛けている。日々の実験や制作をする中で身の回りの生活や夢、空想などのインスピレーションをもとに表現する。
深地宏昌|Hiromasa Fukaji
デザイナー/グラフィック・リサーチャー(視覚表現研究者)。1990年大阪府生まれ。プロッター(ベクターデータを変換・出力する機器)を用いてデジタルとリアルの境界に生じる偶発的表現をつくり出す手法「Plotter Drawing(プロッタードローイング)」を軸に新しいグラフィック表現の研究を行う。
山崎連基|Renki Yamasaki
映像作家。武蔵野美術大学専任講師。主にMVを足掛かりに、実写とグラフィック、CGを織り交ぜた映像表現を得意とする。主にYUKI『鳴り響く限り』MV、でんぱ組.inc『いのちのよろこび』MV等。 Adobe MUSIC VIDEO FOR ALL “2 Cars” Music Video Challenge 準グランプリ(2020)、文化庁メディア芸術祭 アート部門 審査委員会推薦作品(2007)。
私たちの暮らしにデジタルの実装が進んでいく中、WEB3.0 など、新たな領域の可能性への期待値から、NFT への関心・注目度が高まっています。ただ現実には、投 資目的で活用されるイメージや、楽しみ方が分からない、という方々が多いのも実情です。今後ニューエナでは、クリエイターの観点から見た、NFT がもたらす未来への 可能性を探っていきます。今回の展示では、NFT を媒介としたクリエイターの作品を通して、彼らが創造する「今」をご紹介します。多種多様なフォーマットで表現され たアーティストたちの、NFT を媒介とした現在形をご覧下さい。そこから、NFT がもたらす未来への可能性を想像し、新しい「今」が誕生し続ける事を願っています。